こんにちは。今日は東京でも40度近くとなりそうですね。

暑い日々が続きますし、マスク着用で外出されることが

ほとんどかと思いますので、熱中症対策にも水分補給をこまめに

体調管理をなさってください☀

 

さて本日は子供のむし歯(う蝕)のお話をしようと思います😋

 

当院の歯科医師たちは毎週土曜日の朝8時より

定例のDr’s ミーティングをおこなっております!

通院中の患者様の情報共有はもちろん、歯科医師としての

知識・技術アップをはかるために宮下理事長より

講義や実習のご指導をいただいております!

 

その中で先日子供のう蝕について書かれた論文を抄読しました😋

「How to Intervene in the Caries Process in Children: A Joint ORCA and EFCD Expert Delphi Consensus Statement」

Caries Researchという雑誌に投稿された2020年の最新の論文です。

子供たちのう蝕の進行(つまりは小児う蝕)にどのように介入していくか。

というむし歯界では永遠のテーマとなるタイトルです。

 

この論文の中から今日1点皆様にお伝えしたいこと。

子供のう蝕の管理は成人になるまでは一人では難しいわけでして

(成人ですら疾患が生じますから、子供が完璧に歯磨きができるとは到底考えにくいですよね?もちろん自分自身で歯磨きをしようとする努力は必要です😊)

つまり子供のう蝕の管理には子供の世話をする方(つまりは両親や家族です。)の適切な毎日の口腔衛生管理が重要ということです。

そしてフッ化物入の歯磨き粉も必要に応じて使用していくことも

有効的かとおもわれます。

加えて特に子供う蝕予防で重要視されることが、糖分の摂取量の管理です。

 

子どもたちは甘いものが大好きですね・・・

 

お菓子やジュース、様々なところに糖分は潜んでいます。

子どもたちが好きな時間に好きなものだけを食べたり飲んでいたりしたら。。。どんな状況になるか想像がつきますでしょうか😓

 

ですから、子どもたちが自分自身の健康を考えるように成長していく過程の中で、子どもたちと関わる全てのみなさんが

子どもたちの口腔衛生管理にかかわっていく必要があるのです😊

 

日々の臨床にあたっていても常に難しいと考えさせられる子どもたちの治療ですが、この論文を読んで私もまた1歩成長したように思います。

 

英語を読まれたい方はぜひ。笑▼

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32610317/

 

東京国際歯科 六本木

麻布十番 六本木の歯医者

一般歯科 小児歯科 口腔外科

三浦 杏奈

 

 

 

 

 

医療法人社団EPSDC