歯がしみるのはなぜ?
皆様!こんにちは
今日の話題は「歯がなぜしみるか?」です。
歯の表面にはエナメル質が覆ってより内側には象牙質が存在し、最深部には歯髄があります。
歯根の場合、薄い膜に覆われてより内側には象牙質が存在します。
結論から述べると象牙質から感じる痛みがしみることになります。
象牙質には神経が入っていますが、通常エナメル質に覆われてるので外部からの刺激にも反応がありません。
根の場合、表面には薄い膜があるため、根の表面が露出されてもすぐしみる感じません。
しかし、いくつかの原因によって象牙質と外部と接すると刺激に直接当たりますので反応しやすくなります。
- 虫歯による象牙質露出
虫歯は細菌が歯にくっついている糖を代謝し、酸性物質を歯に出して歯を解けます。エナメル質がこの酸によって最初弱くなります。
この状態で酸性物質に露出されると結局解けてしまい、穴が作れられ、その穴から象牙質が露出されます。
2.歯肉が下がって根面が口の中に露出
歯周病といい歯茎に炎症が起こると歯茎が腫れたり、歯を支えてる骨が解けたりします。骨が溶けると歯茎が元より下がってしまい、
歯根の面が見られてしまいます。その結果目で見える歯の一番下部分が刺激されるとしみる感じが発生してしまいます。
3.歯の破折による象牙質露出
通常発生しませんが、歯が折れてしまうと歯の内側が露出される可能性があります。露出されるとその部分からしみる感じやすくなります。
今日は歯がしみる理由を投稿させていただきました。次回は歯がしみる際どんな対応が可能であるかは投稿させていただきます。
Dr.Lim