根管治療、保険と自費で何が変わる?成功率を左右する「差」を徹底解説 – 東京国際歯科六本木 院長
「根管治療」— 歯の神経の治療は、一般歯科の中でも特に専門性が求められる分野です。東京国際歯科六本木では、歯を残すための根管治療に力を入れており、保険診療と自費診療、それぞれのメリット・デメリットを明確にご説明し、患者様にとって最適な治療をご提案しています。今回は、根管治療における保険診療と自費診療の違い、そして成功率にどのような差が出るのかを詳しく解説いたします。
スウェーデン王立イエテボリ大学で培った専門知識
当院の院長は、スウェーデン王立イエテボリ大学にて歯周病学と診断学の2つの大学院を修了し、歯周病専門医と歯内療法専門医の資格を取得しました。同大学は、世界的に著名な歯周病研究のメッカであり、根管治療においても最新の技術と知識が日々アップデートされています。その学びを活かし、東京国際歯科六本木では、世界水準の根管治療を提供しています。
根管治療、保険と自費の違いとは?
保険診療と自費診療では、使用できる機材や薬剤、治療にかけられる時間などに大きな違いがあります。具体的に見ていきましょう。
◎使用できる機材・薬剤の違い
- マイクロスコープ: 自費診療では、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用することで、肉眼の20倍まで視野を拡大し、精密な治療を行うことができます。保険診療では、肉眼での治療となるため、見落としのリスクが高まります。院長はマイクロスコープを1994年から用いていますが、全ての診査および治療に有効です。
- ニッケルチタンファイル: 複雑な根管の形状に対応できる柔軟なニッケルチタンファイルは高価ですので、自費診療でのみ使用可能です。保険診療で使用するステンレスファイルでは、根管の壁を傷つけたり、根管の方向に治療が沿って進んでいかないリスクがあります。
- MTAセメント: 歯の神経を部分的に残したり、長期的な封鎖性を高めたりするMTAセメントは、自費診療で使用できます。保険診療では、主に水酸化カルシウム製剤を使用します。
◎診療にかけられる時間の違い
保険診療では、1回で行える処置の内容や診療時間に制限があるため、治療期間が長くなる傾向があります。自費診療では、時間的な制約がないため、集中的な治療が可能です。
根管治療の成功率
保険診療における根管治療の成功率は50%以下と言われています。一方、自費診療では、マイクロスコープやニッケルチタンファイルなどの高度な技術や材料を用いることで、成功率を大幅に向上させることができます。少なくとも当院で院長が治療した場合(前宮下歯科のデータです)の根管治療の成功率は2012年に日本歯内療法学会で発表させて頂きましたが、厳しい基準で評価した場合に92%となっています。
当院の根管治療
東京国際歯科六本木では、院長をはじめとする経験豊富な歯科医師が、マイクロスコープ、CT、ラバーダム防湿などの最新設備を駆使し、精密な根管治療を行っています。また、患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせた治療計画をご提案し、丁寧なカウンセリングを通じて、安心して治療を受けていただけるよう努めております。
根管治療でお悩みの方へ
「他院で根管治療をしたが、なかなか良くならない」「歯を抜きたくない」— そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、東京国際歯科六本木にご相談ください。スウェーデン王立イエテボリ大学で培った知識と技術を持つ院長が、あなたの歯の健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
東京国際歯科六本木
[住所] 東京都港区六本木5−13−25−2F
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[診療時間] 9:00ー17:30(金:9:00−16:00)
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