妊婦さんの歯科治療
みなさんこんにちは。診療部チームのMasaです。
今日は妊婦さん対象のトピックです。
妊娠中期頃からお腹は大きくなり始めますが歯科治療を受ける際、仰臥位性低血圧症候群に気をつけなけれなければなりません。
仰臥位性低血圧症候群とは、胎児によって大静脈が圧迫され貧血を起こすというものです。
歯科の場合では、治療中にユニットを倒すと仰臥位という仰向けの状態になります。
その状態が長く続くと、上記に述べたように大静脈が圧迫され貧血を起こしやすくなるという訳です。
もしもこの仰臥位性低血圧症候群を起こした場合は、左側に体を傾けて圧迫を解除し血流を改善します。
医療人として対処法は把握しておりますが、何事もそのようなアクシデントは起こさないのが一番です。
我々も細心の注意を払っていますが、その方が妊婦さんかどうか判断がつかない場合もあります。歯科治療を受ける前に必ず申告をお願いいたします。
ではまた。merci
医療法人社団EPSDC