みなさんこんにちは。Masaです。

第5回診断学セミナーに参加してきました。

 

今回は実際に講師の宮下先生が診てきた症例を元に神経障害性疼痛の講義を行いました。

神経障害性疼痛とは文字の通り、神経がダメージを負ったときに起こる痛みのことを指します。どちらかというと歯科ではなく医科の内容と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、我々歯科医師は日々このような医科絡みの症例に遭遇します。

例えば歯が痛いと主訴にいらした患者様ですが、所見やレントゲン上異常は認められず、ただ痛みの症状がある患者様はこの可能性が高いです。

そういった方は歯の異常を長い間放置しており、歯と脳をつなぐ神経までもがダメージを負います。その結果歯の治療を行なっても神経のダメージは軽減されていないため、痛みが取れず苦労するという訳です。

この内容を理解するのに生理学の話などが出てきて頭がオーバーヒートしました、、

 

質問に質問を重ねようやく理解しましたが、そのような症例に出会っても、神経障害性疼痛と診断するまで時間はかかりそうです。

改めて歯科とは難しい範囲だと感じました。

 

次回で診断学セミナーは最終回となりますが、申し込み多数により10月から再度診断学セミナーの開催が決定しました!

今回参加を逃してしまった歯科医師の方、まだ席は空いているので是非受講を検討ください。

 

それではまた。

Merci

医療法人社団EPSDC