世界の歯科界の動き
やはり虫歯が起こりやすい人がいるのは世界中共通のようです。しかし、だからこそ世界では、虫歯ができやすい人はどんな人なんだろうっていう研究が盛んに行われています。虫歯になりやすい人は、早い段階で気がつけば、悪くならなくて済んだはずですからね。そういうことで、アメリカでは人生の初期の段階で1度、歯科医院へ通うということが推奨されています。さて、それは1歳の頃と考えられていますよ。ということは、それは親の責任ということですよね。 これに対して、日本では、まだ「痛くないから大丈夫」「痛くないと行かない」と考えている人が大半です。先進国で、このような考えの人たちは日本人だけかもしれませんね。残念ですが、事実です。しかしね、痛くなって歯科医院にいくから、神経を取ることになるんですけどね。それで良いのでしょうか?僕は嫌ですけど。 さて、12月17日アメリカから虫歯のなりやすさを調べるシステムを紹介にフェザーストーン先生が来日されます。すでに満席になっているようですが、参加者が歯科衛生士や受付等のスタッフだけでないことを期待します。歯科医が参加しないと、この歯科界変わりません。以前、スウェーデンの予防の権威であるアクセルソン先生が来日された時、講演会場を埋め尽くしていたのは、ほとんどが歯科衛生士でした。まだまだ日本が歯科予防大国になる日は遠い気がしますね。 でも、私たちはやりますよ。今まで以上に(北欧)予防に力をいれていきます。