悪い虫歯の部分を取った後は、その部分を埋めるという操作をします。その際に確実な結果を得たいと希望したいわけです。当院ではそのために、ラバーダムというゴムのマスクを使って詰めていきます。 そうしないとその部分に唾液や水分が侵入してしまい、治療後にしみるという症状が出てしまうことになりやすいわけです。口腔内は乾燥していません。しっかりエアーをかけたりしても、虫歯が出来た場所が歯と歯の間では歯肉もあり、水分のコントロールが難しいわけです。そこがうまくいかないと、詰め物が歯に接着せず、隙間ができ、しみる症状が取れない、、、、ってなるわけです。 一般的な歯科医院ではこれは行われていません。なぜかって?面倒だから、費用が余計にかかるから、時間が非常に長くかかるから、難しいテクニックだから、です。 アメリカでも約12%くらいの歯科医院でしか実践されていないようです。 本当は重要なんですけどね、治療には費用と時間が余計にかかります。 手を抜きたい気持ちはわかりますけど。 出来るだけの配慮をしたいですね。

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