奥歯を失いたくない方へ──抜かない治療「ルート・リセクション(根分岐部切除術)で歯を守る

東京国際歯科 六本木の院長 宮下 裕志が他院では抜歯と言われた歯をルートリセクションで保存した例
歯周病やむし歯で奥歯を失うのは避けたいものです。当院では、可能な限り歯を残すことを最優先に考え、最新の保存治療を積極的に取り入れています。特に「ルート・リセクション」は、重度の病変でも歯を残す強力な選択肢です。まずはご自身の選択肢を知ってください。
当院の経験と実績
•長年の臨床経験:1980年代から一貫して歯周病治療と保存修復を実施
•優れた結果:平均歯牙喪失率2.8%(東京国際歯科六本木に平均通院16年の場合の実績に基づく数値)
•多くの患者さまに支持されています
院長の専門性
当院院長はスウェーデン・イエテボリ大学で歯周病と根管治療の専門資格を取得。国内外の学会や最新研究に基づく診療を行い、難しい症例でも最良の治療法を選択します。
ルート・リセクションとは?
•概要:根の一部(主に分岐部)を外科的に切除し、残存する健全な根を保存する治療
•主な適応:重度の歯周病、再根管治療が難しい感染や破折がある奥歯
•メリット:抜歯を回避でき、咀嚼機能や口腔の骨維持に貢献
•リスクと注意点:術後のメンテナンスが重要。ケースによっては他の治療を優先することもあります
元々は歯周病が重度で、歯の根の股の部分まで骨がなくなった場合に行われていた方法で、
1975年にスウェーデンのイエテボリ大学、Hamp先生がその臨床研究を報告されています。
私が歯科医になった1986年でも、ある患者さんには、このルート・リセクションというテクニックを用いて
歯を保存したものです。当時はあまりインプラントが行われていませんでしたから、
半分でも歯を残すことって重要だったのです。
1982年にはMcFall 先生(McFall1982)が、歯周病治療15年後にどうなっているかを報告されています。その結果、11.4%は抜歯になっているとされています。そのうち歯周病で抜歯になったのは9.8%です。
科学的根拠と当院の方針
近年の臨床研究でも、保存治療(ルート・リセクションを含む)の有効性が報告されています。当院では、これらのエビデンスに基づき、患者さまの生活の質(QOL)を重視した治療計画を提案します。
当院の診療スタンス(信頼性)
•無理な抜歯は推奨しません
•患者さまの希望と臨床的最善を両立する治療提案
•術後の定期メンテナンスとセルフケア指導を徹底
治療の流れ(簡略)
1カウンセリングと口腔内診査(レントゲン、必要ならCT)
2保存可能性の評価と治療プラン提示(利点・リスクを説明)
3ルート・リセクションの実施(必要に応じて根管治療や補綴処置)
4定期メンテナンスとセルフケア指導
患者さまへのメッセージ
歯を失いたくない、できるだけ自分の歯を残したいとお考えの方へ。当院は、最先端の知見と豊富な臨床経験で、あなたにとって最適な保存治療を提案します。まずはお気軽にご相談ください。
参考文献
住所: 東京都港区六本木5丁目13−25 TIDSビル 2階
お多福坂沿い
電話番号: 03-5544-8544
最寄駅: 麻布十番駅 南北線・大江戸線 六本木駅 日比谷線
都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」7番出口より徒歩5分
クリニックまでの経路はこちらのビデオをご覧ください
東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番・5番出口より徒歩5分
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※東洋英和女学院中等部グラウンド裏手 お多福坂沿い






