こんにちは。東京国際歯科六本木 勤務医のLimです。今日は、見落とされがちな「歯ぐきの色」について、臨床経験と専門知識に基づいてわかりやすくお伝えします。

なぜ歯ぐきの色が大切か?

歯ぐきの色は、口の中の健康状態を映す重要なサインです。適切な色を知ることで、早期にトラブルに気づき、悪化を防げます。私は日々の診療で、多くの患者さんの口腔内を診ていますが、色の変化を指摘して対処することで、歯を守り笑顔を取り戻すケースを多く見てきました。

「健康な歯ぐき」の色とは?

健康な歯ぐきは「淡いピンク色」が基準です。年齢や肌色、喫煙歴などで多少の差はありますが、艶があり引き締まった淡いピンクが理想です。

色が変わるときに考えられること

  • 赤く腫れている:歯肉炎や歯周病の初期~活動期。触ると出血しやすいことが多いです。
  • 紫がかった色:血行不良や炎症の深部進行、場合によっては壊死の兆候。早めの診察が必要です。
  • 白っぽく乾燥している:栄養不足、口呼吸、カンジダなどの感染や慢性的な刺激が考えられます。

歯ぐきの病気は痛みが出にくい

歯肉炎・歯周病は初期に痛みを感じないことが多く、「気づかないうちに進行する」病気です。だからこそ、自分の歯ぐきを日々チェックする習慣が重要です。

今すぐできるセルフケア(臨床で効果を実感している方法)

  • 正しいブラッシング:歯と歯ぐきの境目のプラークをしっかり除去すること。力任せではなく、毛先でプラークを掻き出すように。必要に応じて、タフトブラシなどを併用します。
  • フロスまたは歯間ブラシの併用:歯ブラシだけでは歯間部のプラークは落とせません。毎日の歯間清掃が歯周病予防に直結します。
  • 定期検診:歯科でのプロフェッショナルケアとブラッシング指導を受けることで、自己流ケアの癖や改善点を見つけられます。早期発見・早期治療が最も歯を守ります。

当院の考え—予防歯科の大切さ

東京国際歯科六本木では、予防を中心に据えた診療を行っています。私たちが最も嬉しく感じる瞬間は、患者さんの自然な笑顔と、健康な淡いピンクの歯ぐきを拝見するときです。歯ぐきの健康は見た目の美しさだけでなく、生涯にわたる口腔機能の維持にもつながります。

最後に

まずは鏡で歯ぐきの色をチェックしてみてください。少しでもいつもと違う色・腫れ・出血があれば、お気軽にご相談ください。私たちは皆さんの笑顔と健康を守るため、全力でサポートします。

東京国際歯科 六本木

勤務医 Lim

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(東京国際歯科 六本木の情報)

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