虫歯に関するコペンハーゲン大学の助教授であるビヨンダール先生は、講演中に “The point of no return” という言葉を使われた。この言葉は Kidd先生の教科書にも 書かれているが、その意味は。 「元に戻らなくなるポイントがある」ということだ。 逆に言えば、虫歯は元に戻る可能性があるポイントまでは可能なことを表している。 大事なことは、そのポイントに達しないようにコントロールすることである。 それはしっかりと専門家に判断してもらわないといけない。 「虫歯がありますよ。」「治療しないといけません。」と言われているようでは、コントロールしているとは言えないのだ。言い換えれば、その程度の診断では全く意味がないのである。

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